酸素や窒素などのガスは、製鉄所や半導体工場といった製造業から医療や食品に至るあらゆる産業において、欠かすことのできない重要なインフラ資源として取り扱われております。当社は、これら産業用ガスを製造し、お客様へお届けする総合ガスサプライヤーとして、エア・ウォーターにおけるガスの製造部門、品質部門、物流部門を集約し、2021年4月に設立しました。
エア・ウォーターの歴史の中で培われた確かな「技術力」と「安全」を継承し、ガス製造や設備保全のプロフェッショナル集団として全国12工場の安定操業はもとより、ローリー輸送や部材調達を含めた統括管理を行うことで徹底した効率化を追求いたします。そして、強い競争力をもつこと、高品質な製品・サービスを提供することにより、お客様へ今まで以上に安心・安全をお届けすることを最大の使命としております。また、当社は技術スタッフや運転・保全要員への専門教育など人材育成に注力しております。職場環境の改善も積極的に行い、例えば製造工場であっても女性が働きやすく、活躍できる職場づくりにも取り組んでおります。
今後も一層の努力と熱意をもって、次世代の要求に先駆けた事業展開と持続可能な新たな価値を創造してまいります。同時に地球環境への貢献を追求し、皆さまと共により豊かな未来を築くために進化し続けます。これからも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
エア・ウォーター・ガスプロダクツ株式会社
代表取締役社長 坂本 公昭
経営理念は、エア・ウォーターグループすべての事業の活動方針のもととなる考え方です。
エア・ウォーターグループの事業の原点は、社名に冠した「空気」と「水」です。
このかけがえのない地球の資源を活かして、私たちは事業を創出し、社会や人々の暮らしに貢献しています。
目まぐるしく変化を続ける経営環境の中で、今後もグループの総合力を発揮し、お客様や社会が抱える課題の解決に立ち向かい、新たな価値の創造に挑戦し続けていきます。
SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年9月の国連サミットで採択され「地球上の誰一人として取り残さない(Leave no one behind)」を共通理念とした、2030年までの持続可能な開発目標です。
SDGsは、気候変動による地球規模の環境問題、人口増加、貧困、格差などの社会問題を解決し持続可能な社会の実現を目指しています。
エア・ウォーターグループは、経営理念のもと、これまでも人と環境にやさしいものづくりを通して、社会に貢献し、地球環境の保全を図り、空気や水などの資源を無駄なく使用、循環させる地球資源循環カンパニーを掲げ、次の世代に住み良い地球と社会の実現を目指してきました。
2050年にエア・ウォーターグループの目指す姿サステナブルビジョンでは「地球、社会との共生により循環型社会を実現する」ことを掲げています。
2030年をマイルストーンと位置づけ、「地球の恵みを、社会の望みに。」をSDGsコミュニ ケーションコンセプトとして、事業活動を通じて循環型社会を実現し、環境負荷をゼロ、さらに地球環境を再生、地域社会、顧客から選ばれ続け、働く人々のWell-beingを実現するなど、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めています。
当社もエア・ウォーターグループの一員として、
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めています。